日記(4月1日~4月6日)
4月1日
高円寺の七ツ森というカフェでオムライスを食べた。一緒にオムライスを食べているひとから新年号を聞いた。新年号「令和」綺麗な響きだね。
駅のホームにしばらく座って電車が過ぎていくのを眺めていた。平成のうちに自殺できたらいいのにな。数メートル先を走っている電車に轢かれたらこの身体もバラバラになれるのにと思ったら不思議な感覚だった。詩人が「苦痛は短く、喜びは永遠である」と言っていたけど、もしかして自殺のこと?
『ティファニーに朝食を』を読んだ。
4月2日
あってもなくてもどっちでもいいような1日だった。どうでもいい1日、どうでもいいひと月、どうでもいい1年間。その積み重ねの上にどうでもいい人生があって、生に興味なくなっちゃうんだろうな。1日が24時間って長いな。人生って長いな。
はらだ『ワンルームエンジェル』というBL漫画を読んだ。性描写がほぼないし全体的にべっとりしてなくて話の展開もおもしろいので、BLに興味あるひととか、最近読み始めたひとにはオススメだと思います。はらださんは他の作品も面白いけど『ワンルームエンジェル』がいちばん優しくていい。
4月3日
電車でのんびりと銚子に行き、海に行ってきた。風車が回っているのをずっと見ていた。日焼け止め塗っているけど、日光過敏だからきっとそのうち皮膚が荒れちゃうな。
水平線を眺めていると平穏な瞬間が訪れて時間がそのまま止まっているような感覚になる。水平線の上に寝そべってみたいな。
ジョン・アーヴィング『オウエンのために祈りを(下)』を読んだ。ジョン・アーヴィングいいですね。感情移入しすぎてしまうけど。
4月4日
昨日はホテルに1泊して、展望台に行ったり、岬にある灯台に登ったりした。海にいるときがいちばん楽しい。かなり浮かれてしまった。しばらくは明るく生きていられそう。
浜辺の岩場にいって海藻が波に揺れている様子を眺めていたり、海水をがぶがぶ飲んだりした。あと展望台でピンボールをしたり、安く売っていた地元の画家の絵を買ったり、海鮮をたべたり… ウワー!とにかく楽しかった!
さよならポニーテール『小さな森の大きな木』という漫画を読んだ。
4月5日
佐久間宣行のオールナイトニッポン0を聴いたけど、これだけ長年メディアに携わってきたひとでも緊張しているからかもしれないけど話が結構拙くて、やっぱり演者ってすごいんだなと思った。
中野でやっているお笑いライブを観てきた。地下ライブすごく好きだよ。むかし金属バットの友保と飲んだことがあることずっと自慢にしている。
『オーシャンズ13』という映画を観た。クライム映画ばかり見ている。
4月6日
漫画家の風見2さんのイベントをみてきた。風見さんとは4年くらい前から知り合いだから色々な活動をやっている様子をみると嬉しくなる。本当にいいひとだからバカ売れしてほしいな。
近所のコンビニでたまたま知り合いに会って一緒に夜桜を見たり高架橋の上から止まっている電車を眺めたりした。あと電信柱がのそのそと歩いていた。電信柱が歩いているとかわいいね。
『ペーパームーン』という映画を観た。